アダルトチルドレン 23歳の子供-第①章-

自己表現が苦手で、文才もなく、自分を振り返るために書き起こした文章なので分かりずらいと思いますが

ボクの人生を覗いてみてください(笑)

 

 

母子家庭の1人っ子で産まれ、大阪の母親の実家で暮らしており、叔父、祖母、祖父の5人家族でした。

幼少期の頃なんかは街中で急に踊って、周りの人を笑顔にしたり、注目されたりするのが好きで天真爛漫の純粋無垢な子供でした、その時は母親にも家族にもかわいいかわいいと愛されていたと思います。

祖父は建設会社の社長で、ボクの2歳の誕生日にホテルでお祝いをしてくれたり、みんなが食べてるフォアグラを見てちょうだい、ちょうだいと駄々をこね、何口も貰いその後から好きな食べ物はフォアグラと言うぐらい、超甘えさしてもらってたと思います。

それにしても、2歳にフォアグラはまだはやい!!

祖父はボクに超甘々で、その祖父が大好きでした。

 

この当時は全然アダルトチルドレンでは無い、普通の

いや、普通より愛らしい子供だったと思います。

 

ですが、

やっとここからアダルトチルドレンらしいボクの過去の話になります。

長くなりますが、その祖父がボクが5歳の頃に自殺でこの世を去ってしまいました。その当時の事は今でもよく覚えています。

みんなでリビングで過ごしている時、祖父と祖母の寝室がある3階から祖母が慌てた様子で1階のリビングへ降りてきて、母親や叔父に、白い紙に赤い文字で書かれた何かを見せていました、それは遺書だったと思います。

その日のそこからの記憶はありません、部分部分の曖昧な記憶になるんですが、次の日に警察から電話がかかってきて、みんなで車に乗りどこかへ向かいました、当時のボクはなにがどうなっているのか理解できていませんでしたが、遺書を見つけた当日に、どこで自殺をしているのかもわからなく、見つけ出す事が出来なかったため、警察に捜索願を届けて、次の日に警察が死んだ祖父を発見して、遺体の身元確認のお願いの電話をもらい、みんなで遠く離れた死体安置所に向かうという流れでした。

当時5歳のボクはこの時点でも死んだ事は分かっておらず大好きな祖父に会えると、車内ではルンルンでした、

すると母親から「おじいちゃん死んでんで」と泣きながら伝えられました、ですが何を言ってるのかなぜ泣いているのかわかりませんでした、5歳のボクでもわかるぐらいずっと車内の空気は暗く重かったのは覚えています。そして死体安置所に到着して、警察に案内された部屋に入るとドラマでよく見るような、部屋の真ん中にポツンと長細い机があり、その上に人が入れるくらいの大きさの袋がありました、そして警察がその袋のファスナーを開けると青白くなっていた祖父がいました、顔を見ると同時に祖母や母親は泣き崩れていました。当時のボクはその時点でも死んだ事を理解できていなかったと思います。あんなに大好きなおじいちゃん、何の前触れも無く突然この世を去ったおじいちゃん、理解できなくずっとおじいちゃんの顔を見るだけで「起きて」と声をかけたりしてました。そのボクの声を聞いて更に涙が溢れる母親、おじいちゃんが死んだ事を伝えられてもボクには理解ができませんでした。みんなが泣いている中ボクは、みんなに子供ながら大丈夫?と声をかけたり涙ひとつ出る事はありませんでした。本っ当におじいちゃんが死んだ事を理解できていませんでした。おじいちゃんの冷たくなった頬を触り、その場を離れました。

ボクが覚えてるその日の記憶はこんな感じです()

その後の記憶もあまり覚えていません

突然この世を去った大好きなおじいちゃん、今思い返しても涙が止まりませんが、当時は5歳ですし本当に何が起こったのかわかっていませんでした。

 

ですが、思い返すとここからボクがアダルトチルドレンになるきっかけが始まったと思います。